最初に、スティーブは私に自信を与えてくれました。日ごろ社交的で人見知りすることのない私ですが、それが英語になるとからっきし……。英語をしゃべろうとすると言葉は出てこず、言いたいことの90%も言えなくて、最初は余計に焦り苛立っていました。そうなるともはや悪のスパイラルに巻き込まれるようなもの。おそらく多くの日本人は、私と似たような問題を抱えているかもしれません。そんな時、スティーブはいつも「焦らないで」「落ち着いて」と言います。それは、英語を話す上でとても重要なこと。私は最初に、スティーブからそれを学びました。
レッスンでは、スティーブは辛抱強く私の話に耳を傾け、その後間違いを修正してくれます。限られた時間の中で英語を話すのが難しく時間がかかる私にとって、話が終わるまで辛抱強く聞いてくれる人の存在は重要です。なぜなら、現実の世界では、そうそう辛抱強くたどたどしい英語を聞いてくれる人はいないでしょう。だから、何の気負いもなく言葉を発し、それを聞いてくれるスティーブのレッスンは貴重な時間です。その他にも、会話を続けながら文章を組み立てる方法なども教えてくれました。
そして、私は次第に自分のペースを取り戻し、失いかけていた自信を取り戻したのです。
英語を母国語としない人が文章を考えしゃべるのは、とても時間のかかること。私は、それを飽きることなく、辛抱強く待ってくれる教師の存在が重要だと考えています。なぜなら、生徒がしゃべっている最中に、教師があくびをしていたとしたら…
Rika
Monday, 13 September 2010
リカさんからのコメント
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